P-EQ - Program Equalizer 組み立てマニュアル
ここでは、P-EQ - Program Equalizerを組み立てる際の注意点や各種関連情報などをまとめています。
概要
組み立ての際の全般的な注意事項や手順はMSTプロダクト組み立てマニュアルに記載しています。まずはこちらをご確認ください。
パーツリストは以下のページをご参照ください。パーツリストで「BYPASS」となっている部分は、部品を接続せずに端子間をワイヤー(もしくは0Ω抵抗器)などで接続してください。「N.C.」となっている部分は何も接続しないでください。
注意:パーツリストは適宜更新されることがあります。もしパーツリストと回路図で部品の定数等が異なる場合、パーツリストの情報に従ってください。
注意事項
マイクロインダクタは、すべて同じ向きに(銀色のラインがすべて右側、もしくはすべて左側になるように)実装することを推奨します。
トグルスイッチ(SW4)は、固定用の足が付いているタイプ(こういったタイプ)も取り付けられるようにしていますが、一般的な3本足のタイプでも問題なく利用できます。
電源ジャックはXHコネクタ経由で配線できますが(J5)、コネクタを使用せずに直接ワイヤーをはんだ付けしても構いません。コネクタは3ピンタイプのものになっていますが、3番ピンは配線しません。表面から見て一番左側の端子をGND、真ん中の端子を+9Vに接続してください。
入出力のフォーンコネクタはワイヤーを介してはんだ付けします。表面から見て右側(J8)が入力、左側(J7)が出力です。入力側(J8)は左側の端子がSLEEVE、真ん中の端子がRING、右側の端子がTIPになります。出力側(J7)は左側の端子がSLEEVE、右側の端子がTIPになります。
ロータリースイッチ(SW2、SW3)は5ピンのピンソケット経由で取り付けます。また、ロータリースイッチの上側には出っ張っている部分がありますので、取り付け前にペンチで下向きに曲げておきます。取り付けの向きは本ページ下の実装例を参考にしてください。
集合抵抗器(RN1~RN4)は表面実装部品を採用しています。これらの抵抗は、ロータリースイッチに接続されたコンデンサーを電気的に開放状態にしないようにするものです。非常に小さい部品ではんだ付けが難しい一方で省略しても動作に影響はほとんどありません。
ICはICソケット経由での接続をおすすめします。ケースはHAMMOND 1590N1(桜屋電機店で購入可能)を推奨します。
回路図
メイン部分
ロータリースイッチ周辺部分
部品配置図
表面
裏面
実装例
部品実装例(表面、可変抵抗器やロータリースイッチなどの実装前)
部品実装例(表面、可変抵抗器やロータリースイッチの実装後)
部品実装例(裏面)
コネクタ接続例
ここでは黒のワイヤーをSLEEVEに、赤のワイヤーをTIPに、灰色のワイヤーをRINGに接続しています。
また、電源コネクタは次のようにXHコネクタに配線しています。ここで水色のワイヤーがGND、黄色のワイヤーが+9Vです。
なお、ケースによっては電源コネクタの出っ張っている部分(上の写真で凸になっている部分)が干渉することがあります。その場合、出っ張っている部分をニッパー等で切り落とすとうまく収まります。